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11.19を迎えて 

  • [2012/11/19 22:56]

11月だ。マザーズの最初の販売が昨年の11月19日。DMMでのダウンロード販売からだった。
すなわち今日でマザーズが起ち上がって1周年となった。

正直、最初の頃は悪戦苦闘の連続であった。
社長に座った二村さんは監督歴は長いとはいえ、ドグマではまったく金勘定に携わってこなかった。現場サイドの話ならともかく、どういう仕組みでAVのお金が回り、どういう仕組みで流通するのかまったくわかっていない。
一緒に組んだオールグループの若き社長はまだ頼りになるものの、基本的には制作会社とプロダクション業務をやってきた人間だ。メーカー業務ははじめてといっていいわけで、やはりこちらも手探りの状態。
自分にいたっては単なる素人。AVライターはやっていたものの立場的には1ユーザーでしかない。

そんな自分たちが、無謀にもAVメーカーを起ち上げた。絶望的なまでにAVが売れないと言われている時代に、いきなり敵前上陸したようなものだ。実際、今年に入って老舗のメーカーがいくつか倒産していった。
そしてマザーズの母体でもあったベイビーエンターテイメントにもその荒波は押し寄せてきて、結果的にはメーカー業務を明け渡し、今後は制作会社として専念していくことになった。
ベイビー自体は今まで通りの作品がリリースされていくことだろうが、それにしてもメーカーのうま味がなくなってきたのも事実で、どこもかしこも本当に厳しい時代となってきている。

本当にAVは儲からない。むしろ労多くして益少なしだ。よほどAVという仕事を好きでなくては続かない状況になってきている。自分もこの一年、内側からいろいろ見回してみたが既存の売り方ではおそらくダメだろう。大きなパラダイムシフトをしないといけない。しかしその萌しはあまり見られない。特に大きなメーカーであればあるほどしがらみもあって難しいかもしれない。

その一方で自分の場合は、AVメーカーの起業に立ち会ってしまった。起業というのはどんな業種でも大変なことだ。だいたい2年間は不眠不休で働くものと覚悟しなくてはならない。

しかしそのおかげでこの1年間、実にいろいろな経験をした。
たぶん、このことをちゃんと書き残しておくべきなんだろうとは思っている。
だが、今はとにかく忙しい。こうしてブログを書いてる間にもホントはほかにやらなきゃいけない仕事が残っている。
それでも少しでも書いておこうとは思う。
特に今月はいろいろなことがあった。

それに今日はこれだけは言っておきたい。
マザーズは一年で借りていた運転資金をすべて返すことができた。
すべてはがむしゃらになって闘ってきたおかげである。
制作スタッフをはじめ、出演してくれた女優さんやプロダクションの方たち、マザーズを応援してくれた男優さんやTwitterでつながってくれたフォローワーの人たち、一生懸命、売ってくれている流通の人や、なにより店舗さん、それとこんなキワモノの作品を楽しみにして買ってくれるユーザーの方々、なんとか生き残りましたよ。
ここから先は純粋に売れたか売れないかだけを考えればいい。これからはもっと大胆な勝負もしかけていくつもりだ。

二村さんとこの仕事をはじめるにあたりいくつか確認しあったことがある。
自分たちの目的はAVで金儲けをすることではない。
「理想のAVを作る」なんて肩に力の入っちゃっているような目的でもない。
かといって、ただ仲間うちで楽しく仕事ができればいいというそんなうちわ受けの話でもない。
もっとせんぜん別の目標がある。

一年たって、やっとそのとっかかりに手が届いた。
本当にやりたかったことはむしろこれからだ。

自分は来年が楽しみで仕方が無いのである。
だからこの舞台を用意してくれた人にはただただ感謝なのだ。

その大元の仕掛け人が一般映画を作ったのだ。
ちょっとしばらくその宣伝をしようかと思うのだ。

◇銀座シネパトス
11月24日(土)~11月30日(金)
上映時間 20:45~

◇神戸映画資料館
11月24日(土)~11月30日(金)
上映時間 コチラでご確認下さい。

◇横浜ニューテアトル
12月8日(土)~12月14日(金)
上映時間 20:30~

『子宮に捧げる愛の詩』公式サイト
http://uterus-song.com/

友よ。

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