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淫語と緊張 その2 

一口に「棒読み」といっても、いったい何をもって「棒読み」と言うのだろうね。
以前、広辞苑で調べてみたことがある。

「文章を抑揚や区切りをつけずに読むこと」

「区切り」というのは「間の開け方」、沈黙の時間を意図的に使うことと考えていいよね。
これはわかりやすい。
ただ「抑揚」とは何だろう? 今ひとつ、わかりにくい。

続けて、広辞苑で調べてみた。

「調子を上げたり下げたり、また、強めたり弱めたりすること。あげさげ。音楽の調子、文勢などにいう。イントネーション」

これがわかるようで今ひとつピンとこない。
とりあえず、そういうとこらへんを気にしながら、あらためて淫語AVを見ていこうと考えた。
まだ毎日更新していた5月のこと。アップを週3回にペースダウンして、サイト運営自体もじっくり見直していく必要性があるぞと思い出した頃の話だ。

んで、今のところのまとめとして書いておくと、淫語がうまく聞こえる女優さんの言い方は、声の大小・高低・緩急がその意味内容に従って、どうその人なりに強弱をつけられるかということみたいだ。
これに発音・滑舌、間・リズム、それに語尾の使い方がかなり大事だったりする。
当然、これには自分の趣向もあるかもしれないから、まだ精査していく必要があるけどね。

それとくれぐれも注意しておかなくてはならないのは、これはあくまで音声のみを抜き出して聞いた場合。
これに画がともなうとさらに事情が変わってくる。

前々から言っていることだけど、自分は作品データを作るときに、よく音声だけを聞きながら、作っていることがある。
「よくできている作品は音声だけ聴いていても、ちゃんと意味が伝わってくる」なんて書いたこともあるけど、音声はよくできているんだけど、映像と一緒に見るとまるでダメって作品もあったりする。

絡みでの淫語で大事なのは、なんといってもその女優さんの表情だ。

顔の表情が豊かどうか。
笑みや怯えや困惑顔があるかどうか。
口元や眉毛の上げ方はどうか。
頭(首?)の振り方はどうか。

特に目はかなりのポイント。
目の表情。目線の投げ方。瞬きの仕方でかなり変わってくる。

緊張していたり、段取りに追われていっぱいいっぱいの時は、たいてい顔が死んでいたりする。
前回の広瀬晴美は、ほぼ能面状態。
顔が緊張しているから、声帯もこわばっている。
だから、音声が平板で硬い。

零忍の「痴」女優はそのあたりが如実にわかっておもしろかった。
彼女の最初の演技は硬くなっていて、淫語がクリアに聞こえない。
ところが、撮影が進行していくに従って、口元が弛緩しだした。
目もトローンとなったり、瞳孔がパッと開いたり。
舌がよく口の端からダランと出始めた頃には、音声が聞きやすくなった。
声帯の周りの筋肉が緩んだこともあるんだろうけど、言い方も声の高低、間の取り方などがうまくなっていた。

この「表情」っていうのは、何も顔だけにとどまらない。
手振り・脚振り・腰の振り方にもかなりその人なりの表情が出る。
牧原れい子さんは芸術的だった。
今なら友田真希ちゃんだろうか。彼女はそんなに淫語を言うわけじゃないけど、淫語も含めて、彼女のおしゃべりエッチの才能はすごい。彼女はその言い方からしてまた他の人とは違うものがあるんだけど、それはまた別の機会に振れることにする。ここら辺になっていくと神業の領域に入ってくるのでね。

「棒読み」でのイントネーションの問題は、地方出身者の女優さんによっては、もともとそこの土地柄があまり抑揚のない言い方の場合もあるから、それはまぁ、しょうがない。
でも、間の開け方、沈黙の使い方一つで、見ている側に緊張を与えることは可能だ。
またあえて沈黙の貯めを作ることで、女優さんにも何かを考える一呼吸をおかせる作用が起きるかもしれない。

間の取り方については、また別の機会で話すけど、セリフをゆっくり言わせてあげることで、聴いている側に多少なりとも緊張関係が生まれることを、淫語を言わせる監督さんには理解しておいてほしい。
その間で、表情が変わるようになれば、そこでの淫語は光るし、何の表情の変化も生まれず、顔の筋肉が全然、変化しなければ、駄作になる。

演技が下手くそな上に、早口でしゃべるから、とってもひどい棒読みに聞こえてしまうんだ。

特に、高めの声での早口は、よほどの技術がないと難しい。

これは男優も同様で、声が高めの田淵君も、まだゆっくり話しいるときはいいんだけど、興奮してる演技で早口になるとどうもね。
そのたびに脳内で何度、彼の口元にグーパンチをお見舞いしたことか。

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