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恋愛できないカラダ2・レビュー 

今回の作品のキャスト。

往年のAVアイドル、かつて「牧本千幸」だった女性、つかもと.友希。
誰が言ったか「カリスマ竿師」の太賀麻郎。
デビューして1年ちょっとの企画女優・遊姫。
そして、彼女と一月前に別れたもののまだ未練のある元彼。
これに、計算なのかなんなのかデリカシーのない言葉を吐かせたら右に出る者がいないかもしれない監督の中村淳彦。

以上の5人が主な出演者。

だが通してみると主役は2人の女優さんと言うより太賀麻郎、その人かもしれない。
一見、太賀麻郎の色ボケ話と見えなくもない。

1.太賀がつかもと.友希をくどき倒し生ハメ。
2.次の日、イイ感じになったつかもと.友希を自分の部屋に呼び、甘い言葉とボディータッチで完璧に籠絡。生ハメ。
3.つかもと.友希が緊急入院。撮影拒否。打ち切り。

ここまでがつかもと.友希編。

仕事とSEX
当初、中村が「仕事でのセックスは虚しくないですか」と質問すると、つかもとは

「わたしはぁ、すっごい、(仕事でのSEXを)割り切ってます。相手もプロ意識でやっているじゃないですか。そういうカラミとかもぉってぇのわかるからぁ、プロ対プロでやらなきゃいけない部分かなぁと思って、(撮影が終わった)あとは仲いいんですけどぉ」

と応えていた。

そのつかもと.友希が、太賀の口説きの攻勢に陥落していく様は、見ているこちら側もクラクラする。
もはや「仕事上のSEX」という領域にとどまれない。女は、つかもと.友希という仮面をはぎ取られ、太賀とのマジイキのSEXに引きずり込まれてしまう。

だからこそなのだが、『名前のない女たち』の本の流れで見ると、正直うるさい感じがする。太賀ファンの女子にはいいかもしれないが、自分はイラついてしまった。

ただ、スゴいのは間違いない。
つかもと.友希の顔がみるみる変わっていった。恋する乙女の顔つきになっていた。
2人の年を考えると結構、気持ち悪いんだけどね。

それが一転、女は男との関係を拒絶する。
10何年、単体女優として生きてきた女が、普通の恋愛に目覚めたばっかりに、バランスを崩して自己崩壊してしまったのだ。

太賀 自分でも、こう、こういう結末になるとは思えなかったんだよね。
中村 えっ、こ、こういう結末ってなんですか。何があったんですか?
太賀 だからぁ。…ま、んー、簡単に言ったら、振られたの。
中村 麻郎さんがぁ?
太賀 うん、簡単に言うとね。振られたというか、振られてはいないんだけどぉ。

太賀振られる
いやー、振られてるって。
中野貴雄のテロップも赤くでかい字で「振られた。」って入れられていたじゃない。

そうなんだよね。
あの太賀麻郎の半べそシーン。今まで自信満々につかもととの関係をコントロールしていたはずの太賀がシュンとなって、マジへコミしてたもんだから、思わず大爆笑してしまったんだけど、あれってさぁ。今思うと、中野貴雄にしてやられたんじゃないかって思えてきて仕方ないんだよね。

考えてみれば、このシリーズってさ、中野貴雄さんが編集しているわけだけど、この人、ただ黙って切り貼りしているわけじゃないんだな。
思いっきり参加してるんだよね、テロップで。
ツッコミまくってるって言ってもいいんじゃない。
だから、あそこのシーン。中野貴雄がほくそ笑みながら編集していても不思議じゃない気がしてきた。
実はこのシリーズの肝は、中村淳彦と太賀麻郎の名コンビもさることながら、中野貴雄のテロップにもあるのかもしれない。

いずれにしろ、ここは太賀の次の言葉で締めくくられる。

虚構と現実というのはね、あの、みんな整理しているじゃない。大体。
でも虚構も現実も無いんですよ。自分の人生の、同じなんだもん、同じ時間なんだもん、自分の。
同じ自分の人生の時間なんだもん、それは。じゃない?
だから、虚構と現実って分けようとしているけど、本当は、分けられるものではないんですよ。
仕事なんて、割り切るけど、割り切るなんてできないんだって。
自分のだから、さっき言った整体でね。体、ずっと腰が、骨が曲がっててさ、それで生きてきた人がね。正常に戻したらさぁ、具合、悪くなるんだよ、だいたい。
だから、正しければいいってもんじゃないと俺は思うわけ。
で、俺はどうすることもできないの。

これが、次の遊姫パートの大きな前振りとなって突入する。

4.某出版社での面接。AVの仕事が原因で1ヶ月前に彼氏と別れた話。
5.太賀と遊姫が最初のカラミ。
6.未練たらたらの遊姫の元彼が登場。太賀・遊姫・元彼・中村の対決。

遊姫は、彼氏に自分の仕事を理解してほしいという。
中村は、他人とのSEXを仕事にしている以上そんなのは無理だという。
そこへ太賀と元彼が加わり、自分からすれば底意地の悪い話が展開されていく。

どういうことになるのか、あとは見てもらって判断してもらいたいけど、実は太賀麻郎のここでの立ち位置は、つかもと.友希編での話と結果的に矛盾している。
「虚構」と「現実」は分けられないけど、「感情」と「現実」はそう簡単に一致させられないということになるんかね。

中村淳彦って、ムカつく
いずれにしろ、ここでも中野貴雄のテロップが炸裂しまくるんですよ。
しかも救われない話で終わっているのに、それなりにオチをつけてむすべたのは、この人の編集によるところが大きいんじゃないかな。

昔、「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」で、放送終了時にプロデューサーの西崎義展が「最近、愛という言葉が軽々しく使われるようになった」みたいなことを言っていたことがあった。
それを見ていた中学生の自分は画面に向かって「軽々しく使っているのはお前だろう」って反射的に突っ込んでいた。
あとで聞いたら、アレを見た友人のほとんどが自分と同じように突っ込んでいたんだけど、あらためて中野貴雄のテロップを見ていたら、なぜだかそのことを思い出した。

ひょっとして、このシリーズは中野貴雄と一緒にツッコミながら見る作品なのかもしれない。

んな、わきゃないか。

別に中野貴雄が創作して、自分の意見をテロップでツッコんでいるわけじゃないからね。
あくまでセリフを拾っているだけ。
彼は見やすくしようとしているのであって、そこに何かの意図を感じるのは自分の単なる邪推。

作品は、あけぼの映像のHPでも売っている。興味のある方はどんぞ。

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