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アルスラーン戦記も別の意味でいつ読み終えられることやら 

いよいよ今日から『グイン・サーガ』を読み始めた。
いまのところ面白い。

豹頭の仮面―グイン・サーガ(1)豹頭の仮面―グイン・サーガ(1)
(1983/01)
栗本 薫

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ネットでいろいろ見た範囲では6巻からさらに面白くなり、16巻までは間違いなく面白く、40巻ぐらいまではなんとかクオリティがたもたれているが、50巻あたりからだんだん惰性となり、60巻以降はもはやストーリーも薄く、あとは意地になって読みすすめるものらしい。(多分、人によって分岐点になる巻数の違いはあるだろう)

それで前回書いた淫語魔少年が「読むなら物語が完結してから」と思った理由だけど、あとがきを読んだら思い出した。

ちょうどこの作品に興味を持ったとき、第1巻目『豹頭の仮面』の記述の中で、癩病を患ったとされるキャラクターを登場させ、そのことで全国ハンセン氏病患者協議会(全患協)から猛抗議を受けたことがあった。
結果、訂正文をつけることとなり、最終的には一部を書き換える改訂版を出版することで作者なりの決着をつけてみせた。

まさにこの本に興味を持ったときに起こった出来事だったので、淫語魔少年としては出端をくじかれる格好となった。
それで読むなら完結してからにしようと思ったんだった。
まぁ、ほかにも読むものはいくらでもあったしね。

その改訂版のあとがきにこんなことが書いてあった。

「常識」というなんてサベツしないといっといてサベツじゃないか、と云って来た人、キミはジョークというものがわからんのかね。そしてまた差別というのは冗談ごとじゃないのですよ。世の中のことを何でもビックリハウス的に考える、というのは、時として罪なのです。「差別」ということばの重い意味について、半年あまりずしんとうけとめて来た人間にとって、少女マンガを知っているか知らないかでサベツした、などという云い方は冗談ではうけとれませんでした。そして、「差別」をうけている側にとってのいたみはもっと、我々の想像もできぬほど深いのです。できれば皆さんも、これを機会にそうしたことを考えて下さい。そして、自分の文章と小説とに深い誇りと情熱とをもっている人間が(そのためにいつも校正さんと押し問答になる)なぜ、あえて自らの文章を改訂したのか、ということも考えてください。

栗本薫 グイン・サーガ①『豹頭の仮面』ハヤカワ文庫 1983.1.31改訂版 284p

今ひとつ経緯がわからなくて、あとでネットで調べてみようと思うんだけど、いずれにしろ全くもってこちらに非があるにせよ、他人の抗議に押される形で自分の書いたものに手を入れなくてならないことは、作家にとってなんとも情けなく辛いことだったはず。
でも不特定多数の人に自分の書いたものを公開している以上、作家はそれだけの責任を負っているということだ。栗本薫の態度は立派というべきなんだろう。

ところで、問題はいつ読み終わるかなんだよね。
高校生ぐらいの時は1日に1.2冊なんて楽勝だったけど、今はそんなに時間はとれない。できて週3ペースなんじゃないかと。
今月出るらしい新刊を含め123巻を単純に3で割ったとして41週。
これって人間の子どもが受精してから生まれ、なおおつりがくるような長さじゃないか。

まぁとにかく賽は投げられたということで、無事全巻読み終えることができますでしょうか。

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