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森野雫 癒らし。VOL.9 レビュー 

癒らし。VOL.9 森野雫 レビュー
このころの「癒らし。」はハメ撮りで撮られていた。
だから当初は「ハメ撮りデートもの」の文法に近い。それまでの過程が長々と描かれていて、途中、ホテルでエッチするという、ヌキ目的で見るユーザーからすればなんとも中途半端な作りをやっている。

それはこの森野雫の癒らし。でも同じことが言えて、自分などはこの時点で他メーカーの作る「デート」AVとの違いを感じられなかった。
ただそれでもすでに今でも引き継がれている根っこの部分はある。

今回の設定は、静岡にUターン就職した彼が、東京に出てきて半年ぶりに雫とデートする。
以下、流れ。

  1. 電車の中。メールでの雫とのやりとり。テロップでの彼氏の状況説明。
  2. 東京ドームシティアトラクションズ(後楽園ゆうえんち)で遊ぶ。
  3. 東京ドームの観覧車が見えるホテルにて。椅子にすわったままエッチに突入。
  4. 雫がおしっこしているトイレに乱入。
  5. 19:00頃。居酒屋。テーブルの下でイタズラ。
  6. 夜、観覧車の見える街。
  7. 再びホテル。二人で風呂。浴槽の中でサオを楽しそうにいじる。
  8. ベッドにて。スケスケ下着・マイバイブでオナニー。相互オナニー。
  9. エッチ。
  10. 別れを惜しんで思わず涙する雫。

森野雫のすばらしさは、まずそのボディタッチ。
たとえばさりげなく彼の手を握り、それを指で愛おしそうに擦りあげる。

それは風俗のヌキ技術としての痴女性ではなく、愛する人を愛おしむゆえにでる表現でもある。好きな人だから安心して見せることのできる痴女の顔と言える。

またここには「癒らし。」ならではのフェチ映像が発揮されている。
「癒らし。」のエロさとは恋人同士に許された視線のエロスである。

そして好きな人だからこそアピールする女性性の誇示。

これはアロマやAVSのようなハッキリ意識化されたフェチではない。フェチの一歩手前、萌しが現れてはいるが、自覚が無いまま進行するフェティシズム映像のようなものかもしれない。
でもだからこそである。
これが本来、日常に起きている恋人たちの風景ではないだろうか。

だからAVの文法で表されるエロファンタジーなどいらない。
これに手マン潮吹きなどがあったらかえって興ざめ。
もちろんハマジム的なハメ撮りも同じこと。
ドキュメンタリーでやっても意味がないのだ。

自分が思うにこれはマンガの「THE かぼちゃワイン」の世界なのではないか。
そもそも恋人同志のイチャイチャシーンというのは、ハタから見ると単なるバッカプルにしか映らない。
だが、こういうおノロケに似た男女の乳繰り合いというのは、実はとても面白いモノなのだ。
それはテレビの「新婚さんいらっしゃい」を見る感覚に近いのかもしれない。
それをバーチャル主観でやろうというのだ。
しかもいつもはハードで人工的なSEXをさせられている企画女優を使って。
彼女たちも一歩撮影現場を離れれば普通に恋愛をしている女のコである。その素に近い感覚でもって、架空の「カノジョ」と同化してもらう。

それが癒らし。の魅力なのだ。だから女優が入れ込みすぎて泣いてしまうのだ。

だがこの作品はまだシリーズの初期段階。いかんせん完成度が低い。
たとえば「男の鼻息が入っていてうるさい」とか、主観風ハメ撮りのせいで「男は片手しか使えず不自然な画がある」とか。
視点が低いのも気になる。女優は「カメラ=彼の目」ということで演技をするわけだが、胸元の方に視線がいって話しかけるときの角度がおかしい。

また話の方向性にもブレがある。
この彼氏はヘタレでマグロ。自分の意志というものがない。
デートもカラミも単なる肉人形と化しているから、女優から何かのリアクションを引き出すということをしていない。常に受け身である。恋人がコミュニケーションを取っているところを描くことができないのである。
そこが今の癒らし。とは大きく違う。
ほかにもいろいろあるがそれは次回のレビューに回そう。

むしろこんなうすい設定で、鮮烈な印象を残す森野雫に底のしれない奥深さを感じてしまう。
聞くところによると、ほとんど芝居をつけるような演出はしなかったようだ。
設定だけ説明してあとは森野雫のアドリブで進行しているらしい。

生々しい言葉の投げかけ。眉の動き、目線、口角の上げ下げ、手のしなやかさ。
これがアドリブで進行しているのなら、彼女の妄想力のすごさたるや畏るべしだ。

サンプル映像。

この作品の「森野雫」はロリでもないし、痴女でもない。
彼女が「川上ゆう」になって久しい。今の方が外連味のない演技ができている。が、いまだにこのときのようなたくさんの顔をもつ「女」を、自分はまだ見られずにいる。

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コメント

私は「癒らし」シリーズは、こちらのブログで知って興味を持ち、清原りょうの作品を買って観賞しました。
観たのはその一本のみで、あとは友人に美波さら出演の「癒らし」を薦められ購入したものの、まだ観ていないといった状況です。

一本観た限りで言うと、自分としてはキスをしないということがかなり気になってしまいました。
遠距離恋愛中のカップルが久しぶりに会って、デートの最中も、セックスの時も全くキスをしないというのが、どうにも不自然に思えてしまいます。
彼氏の目=カメラで完全に統一しているため、キスしたり抱きしめたりといったことはできず、アクションに制約ができてしまうのは分かるんですが…。

このシリーズは女優さんの演技力に作品の出来不出来がかかっていそうなので、いい演技をしてくれた女優さんの作品なら、キスがないことなど気にならないんでしょうか?
清原りょうのは、顔が好みだから買ったのですが、そこまで強く印象に残るものではなかったです…。

全部は確認してないんですけど

>遠距離恋愛中のカップルが久しぶりに会って、デートの最中も、セックスの時も全くキスをしないというのが、どうにも不自然に思えてしまいます。

本当にその通りですよね。
私もキスがないのは気になります。
実を言うとこの森野雫もキスがないのですよ。

それで結論から言うとですが、たまたまなんじゃないかと思います。と言いますのも、他の作品はキスシーンがたいていあります。
お持ちになってらっしゃるさらさんの「癒らし。」も、しっかりキスシーンがありますし、たとえばMarin.さんの「癒らし。」にいたってはMarin.さん自体がキス魔ということもあり、とにかくしつこいほどチュッチュッ、チュッチュッしまくっています。

清原りょうさんに関してはあとでプロデューサした人に聞いてみることにします。

ハメ撮りじゃなくカメラと男優の二人羽織状態になってからはキスにおいてのカメラの制約は無いはずです。あるとすれば正常位中のキスで、私はそれが好きなのでつくづく残念に思っているのですが、それ以外のキスは比較的していると思います。

女の人は基本的にキスが好きだと思うんですが、中にはいろんな理由があってキスしたくない人もいます。
「癒らし。」は台本のない台本なので、女優さんの個人的な嗜好が反映されてしまうことは大いにあり得ます。
それで失敗してしまっていた作品も中にはあったりするんですよね。

最近だと田中亜弥の「癒らし。」がそうでした。
まあそれでもVOL.10番台、20番台の時に比べてかなりよくなってきてますけどね。

キスのある作品もありましたか。
俄然、美波さら作品を観る気になってきました。
自分もキスシーンは好きなので、無いと物足りないのです。

非常に丁寧な回答ありがとうございました。

はじめまして、いつも楽しみに拝読している者です。
私はアウダース、とくに癒らし。がとても好きなので、「アウダース女優」に触れてくださっているときは特に楽しみに拝読しています。
癒らし。は台本のない台本とのことですが、シチュエーションの作り方などがうまく、いつも感心しています。
個人的には、たとえば大石もえさんが小さな駅に降り立って海に行く(?)やつなどが印象に残っています。
相当に女優さんへの愛情がある方がプロデュースしていらっしゃるのでしょうね(キャスティング自体にこだわりが感じられますし。。。)。
デートシーンの女優さんの(私服風)ファッションなども、ひじょうにそれらしいというか、一番似合いそうな、見てみたいものを見せてくださり、いいなあと思います。
またまた個人的な好みを申せば、三浦亜沙妃さんのデート服が好きでした。
私の場合、どちらかというともう癒らし。は「デート作品」として見てしまっているところがあり、邪道なのかもしれませんが。。。
何を言いたいのかわからなくなってきましたが、今後もいい作品をたくさんご紹介くださいますよう、よろしくお願いいたします。

> kakuさん

そうは言いましても、主観映像ですのでキスの角度が決まってしまいます。それに主観視点に忠実であるなら、自分がキスしているところを見るのは不可能なはずなんですよね。
そこをなんとか誤魔化して撮っているという涙ぐましい努力と技がそこにはあります。
それでも「癒らし。」に限らず完全主観作品でのキスは弱点であることは間違いないですね。

私がFAプロや二村作品を見るのは、キスしているところを見たいがため、かもしれません。

はじめまして

まっちゃんさん。

これはあくまで私の感触ですが、「癒らし。」シリーズはVOL.30ぐらいからあきらかに変わりましたね。
それまでは撮り方や話の作りが他のメーカーと変わらない感じがします。
画も斜めだったり、話も唐突な展開だったり、何より既存のAV臭が残っていて、「デート作品」としての割り切りが足りなかったように思いました。
そしてVOL.40ぐらいから、ハッキリ差別化に成功したんじゃないかと思います。

ただ安定するということは硬直化が始まっているとも言えるわけで、アウダースは最近、プロデューサーを女性に変えたみたいですね。

大石もえさんは甘えたがりでしかもドMな彼女さんでした。
私は夜は独りでご飯食べることが多くて、大石さんの癒らし。の時は確か食事シーンに合わせてご飯を食べてましたね。
あとから考えて、ちょっと気持ち悪いゾと思ったんですけど、2ちゃんねるには私並みに気持ち悪い人がいたので安心したのを覚えてます。

ヌキ目的でなく購入している人もいるみたいですよね。
ちょっと山本直樹のエロマンガみたいなところがあるのかもしれません。
もっともその点では「大人の癒らし。」の方がもっと近いのかもしれませんが。
でも私はあれも好きだったんですよ。
三咲まおさんのなんか大傑作だと思うんですが、あまり売れなくて終わってしまいました。
あれもあまり不倫を前面に出さず、「デート作品」として扱った方がよかったのかなぁと今さらながら思いますね。

熟女のデートものが見たいなぁ。

ところで「衣装」ですけど、ほとんど女優さん自前の私服じゃなかったかと思います。下着も含めて。

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