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天の月を識らず ただ池の月を観るのみ 

ときどき何かに取り憑かれたようにレイアウトを調整し出したり、イラレでイラストを作ったりし始めちゃうんだよね。
おかげで更新する予定の淫語データを抜いてる時間が無くなってしまった。

一応、次は桜木凜のオナタイムにしようと思っているんだけど、またもや180分だからさぁ、時間がいつもより手間取ると思うんだよね。
AVって2時間ぐらいがいいんじゃないかって思うんだけど、長ければ長い方がいいって思う人が大半なのかね。
まぁ、大半の人は淫語を数えたりしないだろうからね。気楽だよね。

それで桜木凜のオナタイムだけど、表4の台詞は結構、正確に抜いてあった。
表4を作っている人。この淫語魔のおっちゃんの苦労を少しは理解したでしょ。
パッケージを作っているのは大抵メーカー側だからね。自分の文句の矛先は現場の制作サイドよりもメーカーで惹句を作っているプロデューサーの方にある。

今、中村うさぎの『愚者の道』を読んでいるんだけど、引っかかっちゃってなかなか前に進まない。
去年、興味を持ってこの人の本をいくつか買っておいたんだけど、『女という病』『私という病』は面白かった。2冊とも『愚者の道』と同時期の2005年に出版され、文庫化も2008年とこの3冊は三つ子ちゃん状態なわけだけど、出版されたところが違うこともあるのか、『女という病』『私という病』と『愚者の道』とは思考の流れが違うように思った。

『女という病』は実際に女性が起こした事件を中村うさぎが分析していくのだが、その切り刻み方がとても上手くて感心させられた。
彼女の心理分析のタネはフロイトが根っこにあるんだろうけど、女性がファルスを求めてうろうろする様を中村うさぎ流に表現してみせた。
実際の女性がどこまでフロイトの仮説通りなのかはわからないが、中村うさぎが説得力を持って説明しているのは確かである。

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5 女たちを想う中村うさぎの心の軌跡・・・そして祈り
5 女の自意識は、それ自体、病である
4 女であるという呪詛
4 『私という病』『女という病』の次は、『書くことの病』ってどうでしょう?
1 全て中村うさぎの13の事件

『私という病』は今度は自分の体験したことを使って分析を試みるわけだが、これもまた読んでいて感心することしきり。

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4 前半の実体験レポートは◎、後半はフェミニズム系論考になり△。
5 今、信用できるのはこの人だけだと心の底から思う。
5 私が私である限り
4 私という病。。それはわかりやすいタイトルです。

でも『愚者の道』にいくととたんに理屈が苦しくなる。
さっきの2冊に比べ、実例を使っての説明に乏しいせいかもしれない。
抽象的な話に徹すると綻びがみえてしまう。

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5 今、信用できるのはこの人だけ
1 これは本当に中村うさぎの本なのか

まだ全部、読み終わってないから読了後にあらためて考えようと思うけれど、この人はこんなやり方で自分自身をペテンにかけているのかなぁなんて思った。

たとえば「バカの反対は利口」「愚者の反対は賢者」だから「バカ」と「愚者」は違うって話。
「バカ」には「一つの事に徹してほかのことには疎い」という意味もあるが、多義のある言葉ってことで、「愚者」の意味もしっかりある。もともと愚痴蒙昧の者を指す仏法用語だ。

そのことは物を書いて食べてきた中村うさぎなら辞書を引いて知っているはず。
よしんば現代的な使われ方としての「バカ」だとしても、「バカ⊃愚者」つまりバカの中に愚者も含まれるというのが妥当なところだろう。

ほかにも「女は自己を犠牲にする生き物である」という話があって、「自分は自己犠牲の義務を怠ってきた」と自ら責めるのだが、これも部分だけ取り出してミスリードしていると思う。

「気遣いの出来ない女はダメ」的なものなら、これは単に女性の地位が低かったからで、男性も先輩後輩の関係だったりすれば、下が上の人の気持ちをおもんばかって動かなきゃいけない。
下の立場が空気を読み、お茶くみもパシリもやり、時に主君のために腹かっさばいたりするのだ。

これこそ母性社会の典型だと思う。

あるいは母親は子どものために自らを犠牲にするってことなら、それは男親にもあることで女性の特権ってわけでもない。
むしろ男の方こそ、腹を痛めていないににもかかわらず我が子が川で溺れてれば命を投げ捨てる。他人の子どもを救おうとして死んじゃうケースもある。

もちろんこれは人による。
だが男だけが幼児虐待をしているわけじゃない。

そういう綻びというか、「そりゃ、あんたのさじ加減じゃん!」的な理論展開が見られるので、あらためて『女という病』『私という病』を読み返さなきゃいけないかなぁと思ったりしている。

共感できているからってその人が正しく認識しているとも限らない。
むしろ母性が強すぎると、共感だけがすべてで理屈がおざなりになりがちだからね。

母性社会の気に入らない部分は、まさにそういうところなんだよね。

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