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淫語のエロスはラカンで読み解けるか 

このところ読書熱がでていていろんな本を読みあさっている。
だいたい3系統かな。

ひとつはラカン関連の本。
ちょっと前に「ペニス羨望」を説明することがあって、やってみたらかなりグダグダだったので改めてラカンの勉強をしようと読み出した。
ラカンは以前フィリップ・ヒルのマンガみたいな本を読んで理解したつもりになっていたので、今度は何冊かの本を立て続けによんで頭にいれてみることにした。

生き延びるためのラカン (木星叢書)
斎藤 環
バジリコ
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これは取っつきやすかったな。ただどこまでラカンの理論に正確なのかやや疑問に思うところも出てくるけど、「ここを入り口にする」という意味での入門書としてはいいんじゃないかと思った。
これでわかった気になったらたぶんまずいんだろうけど。

ラカンはこう読め!
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スラヴォイ・ジジェク
紀伊國屋書店
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これも読みやすかったけど、体系的に理解しようとするとちょっと手に余るかなぁ。
でも先の斎藤ラカン本を読んで補えるところもあって、そういう意味では自分の本を読む順番は間違ってないかと。

ラカンの精神分析 (講談社現代新書)
新宮 一成
講談社
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今、読んでいるところ。
これは大学の般教程度の知識がないと立ち往生しちゃうんじゃないかなぁ。
でも先の2冊をあらかじめ読んでおくとそのあたりもクリアになって読みやすくなるかも。

性倒錯の構造―フロイト/ラカンの分析理論
藤田 博史
青土社
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正直、頭が爆発しかけたね。
というのも読みはじめたらいきなり図式があってよくわからない記号のオンパレード。
実はこれをちゃんと読めるようにしようと他のラカン入門書を求めた次第。
Amazonにユーザーレビューがないのはみんな挫折しているからだったりして。

それとツイッターで小説家の前川麻子さんが自分のツィートに反応してくれたので、彼女の本を読み始めた。
以前、AV業界のことを題材にした『すきもの』は読んでいるんだけど、ご当人から『夏のしっぽ』という短編集を薦められた。

夏のしっぽ
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前川 麻子
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これがね、全部ってわけでもないんだけど、いくつか気に入った話もあって余韻を楽しみながら読んでいる最中。
といってもあと一編で終わるんだけどね。

今のところ、「三が日」と「千代に踏まれて」という作品が面白い。
特に「千代に踏まれて」は小説としての切れ味がいいよね。話としてはありきたりの展開なんだけど、小説というのはやっぱり話のスジのおもしろさじゃないってことだよね。
自分は短編小説家だと連城三紀彦が一番好きだけど、うまい短編小説は読後感がいい。ホッとさせてくれる。これはたとえ恐怖小説集でも同じだと思う。
やっぱり切れ味なんだよなぁ。人生の断面を見せるっていうか。

もう一系統は「雨月物語」。
久しぶりに原文を読んでいるんだけど、あらためて古文はいいねぇ。読んでいるときの音の響きがいいよ。
また上田秋成は文章が読みやすい。
日本語ってきれいだよなぁ。

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